電気自動車(EV)用の電池に欠かせない希少金属コバルトを安定的に確保するため、バッテリーメーカーでは、コバルト確保のための争奪戦参入を余儀なくされている。
しかし世界のコバルトの50%以上の埋蔵量があると見込まれているコンゴ共和国は、資源争奪戦による内戦で600万人もの命が奪われており、安定供給が非常に難しい。
UBS銀行では今後数年間にコバルトの消費は現在の2,000%増加を予想、2012年の1トン当たりのコバルト価格は5,000ドルであったが、今年はすでに7万5,000ドルまで高...
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