290億レアルの負債を抱えるOi社がポルトガル・テレコム(PT)と合併、ブラジルやポルトガル、アフリカで合併によるシナジー効果が発揮できると予想されており、債務の軽減や経費削減などを通じて経営体質の強化を図る。
Oi社の売上は281億4,200万レアル、ポルトガル・テレコムの売上は93億1,100万レアルで、合併による両社の売上は、374億5,300万レアルに達して1億人以上の加入者を抱える。
合併後の新会社は本社をブラジルに置く予定で、ポルトガル・テレコムにとっては経済後退の影響が残るポルトガルから、今後も中間層が拡大して大きな成長が期待できるブラジルマーケットに経営の軸足を移す。
ブラジルではスペイン資本のテレフォニカがすでに経営戦略の取り組み強化を打ちだしており、またメキシコ資本のアメリカ・モビルもヨーロッパでの販売強化に取り組みを強化している。
ポルトガル・テレコムとOiは合併完了後に、新株発行でヨーロッパでの資金調達を行い、またOiはブラジルの投資銀行BTG パクツアル銀行から資金調達をする予定、これらの資金は両社の負債の返済に充てられる。
社会経済開発銀行(BNDES)並びにペトロブラス石油公社のPetrosファンド、 連邦貯蓄金庫のFncefファンドが38% のOiの株式を所有している。
ブラジルのセルラーのマーケットシェアでは、1位はテレフォニカ傘下のVivo、2位はテレコム・イタリア傘下のTIM、3位はアメリカ・モビル傘下のClaro、4位はOiとなっている。
Oi社とポルトガル・テレコムの合併発表で、昨日のOi社の株価は一時14%と急騰したが、終値は4.67%上昇の1株4.67レアル、ポルトガル・テレコムの株価は一時20%急騰したが、終値は6.5%上昇した。(2013年10月3日付けエスタード紙)