昨日、ブラジリアで行われた国家電気通信庁(Anatel)の第4世代(4G)高速移動通信向けの周波数(2.5GHz帯)の入札では、通信大手4社のOi社並びにClaro社、 Vivo社、 TIM社がそれぞれ対応エリアを落札した。
連邦政府は落札総額を最低でも38億レアル、最高では60億レアルに達すると予想していたにも関わらず、最低落札総額を大幅に下回る25億6,530万レアルに留まった。
通信大手4社は、第3世代(3G)携帯電話のデータ通信を高速化した規格のLTE(4G)に利用されるこの周波数帯の対応エリアを落札、しかし、広いカバレッジを活かして格安の音声と低速データ通信(256kbps)の組み合わせが可能な農村地帯向け簡易無線の450MHz帯の入札参加企業がなかったので、各対応エリアを落札した企業が対応しなければならない。
世界の大富豪であるカルロス・スリム氏が所有するAmérica Móvilグループに属するClaro社は、第1対応エリア入札で最低価格を34.01%上回る8億4,450万レアルで落札、450MHz帯の農村地帯向け簡易無線の対応地域は、北部地域並びにバイア州、マラニョン州、サンパウロ州のDDD 11並びにDDD 12地域が含まれている。
Claro社は、ブラジルの964都市ですでに3G/HSPAおよび高度ビデオ・サービスを提供しており、今回の4G対応の落札で現在の15倍の速度に達する150Mbpsに達するサービス提供が可能となる。
Vivo社は、第2対応エリア入札で最低価格を66.61%上回る10億5,000万レアルで落札、簡易無線の対応地域は、ミナス州並びにセルジッペ州、アラゴアス州、ペルナンブーコ州、パライーバ州、北大河州、セアラー州、ピアウイ州、サンパウロ州のDDD 11並びにDDD 12地域が含まれている。
TIM社は、第3対応エリア入札で最低価格を僅かに7.9%上回る3億4,000万レアルで落札、簡易無線の対応地域は、パラナ州並びにサンタ・カタリーナ州、リオ州、エスピリット・サント州が含まれる。
Oi社は、第4対応エリア入札で最低価格を僅かに5.0%上回る3億3,080万レアルで落札、簡易無線の対応地域は、南大河州並びに南マット・グロッソ州、マット・グロッソ州、ゴイアス州、連邦直轄地のブラジリアが含まれている。(2012年6月13日付けエスタード紙/同サイト)