"子供の日"の小売販売が予想を大幅に下回る売上減少となったために、小売業界では年末商戦向けのテレビ、音響機器、洗濯機、冷蔵庫やポータブル電気機器などの発注が5%から10%も予想を下回っている。
ブラジル地理統計院(IBGE)の統計によると9月のインフレ分を差引いた実質賃金は前月比1.8%減少しており、サンパウロ州商業連盟(Fecomercio-SP)では、年末商戦の売り上げはよくて昨年並みと予想している。
10月の一般家庭の消費動向調査では前月比マイナス3.5%と大幅に減少、特に10最低サラリー以下の購買意欲が大幅に減少してきている。
ギリシャを発端としたヨーロッパの金融危機、低減しないインフレ圧力、大幅に変動するレアルの為替、自動車向け工業製品税(IPI)の引上げなどで、政策誘導金利(Selic)の2回連続引き上げにも関わらず、消費意欲を後退させている。
9月の部門別実質賃金では一人当たりの平均サラリーは前月比では1.8%減少、教育、健康や公務員セクターは5.2%と大幅に減少、商業並びにアウトソーシングが1.8%、鉱工業1.5%、建設セクターが1.1%とそれぞれ減少、唯一、家政婦の実質賃金が2.0%増加している。(2011年10月31日付けエスタード紙)