家電量販店マガジン・ルイ-ザ社の経営者ルイザ・エレーナ・トラジャーノ女史はロージャス・ド・バウー・クレジアリオ社を率いるシルビオ・サントス氏と銀行の仲介なしの直接交渉をして、8,300万レアルで買収した。
マガジン・ルイザは今回の買収で店舗総数が732店で売上が61億レアルとマーキナ・デ・ヴェンダス社を追越して、カーザス・バイア、ポント・フリオ並びにエストラ・エェトロのチェーン網を擁するGlobex社に次いで業界2位に浮上する。
パン・デ・アスーカルが買収交渉で有利と見込まれていたが、トラジャーノ女史はバウーのチェーン網の従業員1,800人を引き続いて雇用することで、シルビオ・サントス氏との買収交渉成功に結びついた。
バウーのサンパウロ市の40店舗並びにパラナ州内の80店舗はマガジン・ルイザの看板に交換、また新規株式公開(IPO)で9億2,600万レアルを調達したために、運転資金に余裕があることも買収を後押しした。
昨年のロージャス・ド・バウーの売上は4億1,500万レアル、店舗総数は121店、配送センターは2ヵ所、マガジン・ルイザの売上は57億レアル、店舗総数は611店、配送センターは8ヵ所、従業員は2万1,000人を擁する。
シルビオ・サントス氏は今年2月にパナメリカーノ銀行を放出、今回の量販店チェーン網ロージャス・ド・バウーの放出で、主要な事業としてSBT放送局並びに家庭訪問販売の化粧品ブランドJequitiが手元に残っただけとなる。
しかしSBTの視聴率はRecord放送局にシェアを奪われてきており、16万人の家庭訪問販売員を抱えるJequitiの2009年は売上が200%近く増加したにも関わらず、赤字を計上していた。
サントス氏は宝くじ事業のテレセーナ(Telesena)、グアルジャー市のJequitimarホテルやショッピングセンター経営に参加しているが、先月、オンライン・ソル-ションのBraspag社をCielo社に譲渡、今後はホテルの放出が避けられないと見込まれている。(2011年6月14日付けエスタード紙)