ウォールマートはインフレ圧力増加、金利上昇、クレジット引締め政策採用などにも関わらず、実質賃金や雇用増加で消費が飛躍的に伸びているCクラスをターゲットに、12億レアルを投資して80店舗を新規開店する。
昨年は16億レアルを投資して90店舗を新規開店する予定であったにも関わらず、土地買収や建設計画の遅れなどで計画通りに進展しなかったが、今年も果敢に投資を行う。
ウォールマートは大都市の低所得層地域や小都市向けのスーパーチェーン網Todo Dia、卸売スーパー網 Maxxi、 会員制スーパー網Sam´s Clubを擁しており、今回の80店舗の新規開店でブラジル全土に561店舗まで拡大する。
過去5年間のウォールマートの投資は60億レアルで177店舗を新規開店、また2スーパーチェーン網を買収、規模拡大で供給メーカーとの価格交渉を有利に進めて、収益率の増加や価格競争力の強化に結びつける。
BTG Pactual投資銀行傘下の薬局小売チェーン網Brazil Pharma社は有価証券取引委員会( CVM)に新規株式上場(IPO)を申請、同社はブラジル全土の660店舗網を擁するブラジルトップの薬局チェーンであり、中西部地域、北東地域並びに南部地域で自社のチェーン店を展開、南西部地域やパラナ州ではフランチャイズ展開をしている。
今年の同社の売上は20億レアルを予想、昨年は71店舗を新規開店して最も拡大した薬局チェーンとなっており、IPOで調達予定の資金の70%を他の薬局チェーンの買収資金に充てる予定をしている。(2011年5月4日付けエスタード紙)