ブラジル地理統計院(IBGE)の統計によると今年上半期の小売部門は失業率の低下、実質賃金の増加やレアル高の為替による輸入品の増加で前年同期比11.5%の伸び率を記録して、2001年以来では最高の伸び率となった。
また7月の小売は前月比1.0%、前年同月比11.3%とそれぞれ増加して、消費過熱によるインフレ圧力に結びつく可能性があるために、9月の通貨政策委員会(Copom)での政策誘導金利(Selic)の調整に影響すると予想されている。
今年上半期のスーパー、食品・飲料や嗜好品の小売販売は前年同期比10.4%、家具・家電は20.6%と小売部門の伸び率を牽引している。
全国商業連合(CNC)では今年の小売部門の伸び率を10%前後と予想、しかし工業製品税(IPI)の減税政策が終わった6月の自動車・パーツ販売は前月比マイナス0.6%となって勢いが低下してきている。(2010年8月12日付けエスタード紙)