サンパウロ商業組合(ACSP)の調査によると政策誘導金利(Selic) が引き上げられたにも関わらず、長期クレジットやワールドカップが牽引して6月初め15日間の小売部門の売上は前月同期比8.8%増加している。
例年は5月の"母の日"の売上が大幅に増加するために、6月の売上は減少するが、今年はワールドカップによるテレビ販売と例年以下の気温が続いたために、衣類の販売が好調に継続している。
ブラジル地理統計院(IBGE)の発表では4月の小売は自動車や白物家電向け工業製品税(IPI)の減税政策が3月末で終了した影響で前月比3.0%と大幅に減少、しかし世界金融危機の影響を受けていた前年同月比では9.1%増加していた。
サンパウロ商業連盟(Fecomércio SP)では今年の小売部門の売上は長期クレジット、失業率の低下、最低サラリー以上の年金・恩給受給者への7.72%の年金調整などの要因で前年比7.0%増加を予想している。(2010年6月17日付けエスタード紙)