ブラジル地理統計院(IBGE)の調査によると昨年12月の小売部門は前月比マイナス0.4%を記録して2003年12月のマイナス0.5%に次ぐ減少幅となったが、金融危機の影響で大幅に落ち込んだ鉱工業部門とは対照的に、昨年1年間では前年比5.9%増加した。
2008年最終四半期の小売部門は金融危機の影響で落ち込んだために2008年は9.1%の増加に留まり、昨年の小売部門も金融危機が発生していなければ二桁台の伸び率を記録する可能性があった。
昨年の小売部門を牽引したのはスーパー部門で特に食料品、飲料、嗜好品セクターが8.3%増加して伸び率5.9%の67.8%を占めた。
工業製品税(IPI)の免税や減税の優遇税制を適用された四輪・二輪・自動車パーツセクターは11.1%、また同優遇税制を適用された昨年12月の建材セクターは16.8%と大幅増加したが、優遇税制の適応が遅かった昨年1年間ではマイナス5.9%の落ち込みを記録している。
昨年の最終四半期の小売部門は金融危機に突入した前年同期比では8.8%増加して、景気回復基調が明確になってきている。(2010年2月24日付けヴァロール紙)
