ブラジル地理統計院(IBGE)の調査では5月の小売部門は前月比0.8%、前年同月比では4.0%とそれぞれ増加したが、4月中旬に開始された白物家電向け工業製品税(IPI)の減税の効果は殆ど表れていない。
20銀行のアナリストの5月の小売販売予想は前月比0.2%、前年同月比2.6%増加であったが、それぞれ予想を大幅に上回った。
4月の小売部門は8セクターで前月比を下回ったが、5月は情報機器向け装置・材料セクターがマイナス11.6%を記録、今年5ヶ月間の小売は4.4%、過去12ヶ月間では6.5%それぞれ増加している。
今年5ヶ月間の実質賃金は前年同期比5.3%増加した影響で5月のスーパーセクターは前年同月比6.7%、医薬品セクターは10%とそれぞれ大幅に増加している。
3月と4月はマイナスであった家具・家電セクターは5月には0.1%増加に転じたが、前年同月比では6.3%と大幅に減少、このセクターはクレジット販売が大きいので、IPI減税による価格低下だけでは販売効果が薄い。(2009年7月15日付けエスタード紙)