米国の習慣を採用した毎年11月第4木曜日に催される感謝祭(Thanksgiving Day)翌日の今年のブラックフライデーは11月25日、経済リセッションで国内景気が低迷しているにも関わらず、オンラインショップは前年比20%~30%増加が予想されている。
カーザ・バイアサイト並びにポント・フリオサイト、エストラサイトを統合するCnova社やアメリカーナスサイト並びにスブマリーノサイト、ショップタイムサイトを統合するB2W Digital 社、Dafiti社、 Netshoes社は、最高80%までの割引宣伝をすでにEmailで顧客に流している。
Google Brasil社では、今年のブラックフライデーのオンライン販売は19億レアル~21億レアルに達すると予想、昨年のオンライン販売は前年比43%増加の15億1,000万レアルを記録していた。
今年上半期のオンライン販売伸び率は前年同期比5.2%増加の196億レアルを記録、ブラックフライデーのオンライン販売伸び率は前年比減少が予想されており、また一般小売販売は前年同期比9.3%減少している。
ブラックフライデーのオンライン販売での見せかけの割引セールスや購入製品の未納、製品交換拒否などによるクレームは減少してきているとGoogle Brasil社小売販売担当のジョゼ・メルシェルテ取締役は説明している。
Provokers社の800人の一般消費者対象の購入品調査によると、66%は音響製品やビデオの購入を検討、情報機器は58%、セルラーやスマートフォンは57%、テレビは55%、家電は54%、ポータブル家電は51%となっている。(2016年9月21日付けヴァロール紙)