全国商業連合(CNC)のエコノミストのファービオ・ベントス氏は、2002年以降のワールドカップ開催中の6月並びに7月の小売販売は、平均で0.7%減少していると調査結果を発表している。
ファービオ・ベントス氏は、ブラジルで開催されるワールドカップ期間中の6月並びに7月の小売販売は15億レアル減少すると予想、特に自動車や建材の販売が大きく落ち込むと予想している。
サンパウロ州商業連盟はワールドカップ開催中の小売販売は5%減少すると予想、テンデンシア社は、ワールドカップ開催の期間中は航空券、ホテル代、外食代などの値上げが牽引して、インフレ指数は0.5%上昇すると予想している。
ブラジル選抜の試合がある日は、小売販売が最低でも0.5%相当の2億500万レアルの売上減少につながるとサンパウロ州商業連盟のアルタミーロ・カルバーリョ氏は予想している。
GM社はブラジル選抜の試合の日はサン・カエタ―ノ・ド・スール工場の従業員に対して休暇を与え、フォード社はバイア州の自動車工場の従業員に対して、6月9日から24日迄集団休暇を採用する。(2014年5月20日付けエスタード紙)