ワールドカップによるテレビの販売は増加すると予想されているにも関わらず、ワールドカップによる営業日数の減少やクレジットの与信強化、銀行金利の上昇などの要因で、小売販売は低調に推移すると予想されている。
第1四半期の小売部門の売上は、前年同期比4.5%増加した一方で、小売りの在庫は5.5%増加しているために、今後は在庫調整のために小売業者は製品の購入を控えると予想されている。
第1四半期の家具・家電セクターの販売は前年同期比6.5%増加したが、在庫は12.1%増加、前記同様に情報機器・事務機器セクター販売はマイナス0.7%、5.4%増加、衣類セクターは0.5%増加、2.7%増加している。
また前記同様にスーパーセクター販売は2.6%増加、2.0%増加、燃料・潤滑油セクター販売は8.1%増加、7.6%増加、カーザ・バイア並びにポント・フリオを傘下に置くVia Varejoは、ワールドカップ並びに母の日をターゲットに4億9,200万レアルの在庫を擁している。(2014年5月19日付けエスタード紙)