488社が加盟するブラジル仲介・卸売協会(Abad)の2013年のインフレ指数を差引いた卸売業界の総売り上げは前年比4.4%増加の1,973億レアル、名目総売上は10.6%増加している。
2012年のインフレ指数を差引いた卸売業界の総売り上げは2.5%増加の1785億レアル、名目売上は8.5%増加、2013年の中小規模のスーパーマーケットの総売り上げは、消費者による近所での購入傾向が牽引して前年比12.2%と大幅に増加している。
2013年の卸売業界の売り上げ比較では、1972年創業のマクロ社が74億レアルを売り上げて5年連続で1位を確保、2位はミナス州ウベルランジア市のマルチンスグループの43億レアル、3位はリオ州のProfarma社の35億レアルとなっている。
4位には ミナス州のTambasa社で18億レアル、ミナス州の Megafort社は12億レアル、ゴイアス州の JC Distribuição社は10億レアル、 Vila Novaグループは9億1,700万レアル、リオ州の Zamboni社は9億500万レアル、パラナ州の Cantu Alimentos社は8億1,300万レアル、ペルナンブーコ州の Atacadão Rio do Peixe社は8億900万レアル、ブラジル最大の卸売は、カーレフール傘下のアタカダン社で160億レアルから180億レアルと予想されている。(2014年4月29日付けエスタード紙)