ラテンアメリカ2位のデパートやスーパー、建材などを擁する小売業であるチリ資本Falabella社が1億レアルを投資して、サンパウロの市内にメガ店舗を建設してブラジルに進出する。
Falabella社は建材のSojimac社並びに昨年6月に3億8、800万レアルを投資して50.1%の資本参加をしたブラジル資本Dicico社も入居が予定されており、ブラジルの建材部門のマーケットシェアを拡大する。
Dicico社の売上はLeroy Merlin社並びに Telha Norte社、 C&C社について4位であり、 Dicico社の平均売り場面積は3、000平方メートルであるが、Sojimac社は1万2、000平方メートルとなっている。
Falabella社の建材部門はSojimac社並びにDicico社、Imperial社で構成されており、昨年の売上は55億ドル、そのうちチリの売上は33億ドル、ペルーは5億5、000万ドル、アルゼンチンは2億4、500万ドル、コロンビアは13億ドル、ブラジルは1億9、200万ドルであった。
Falabella社の昨年の売上は118億ドルで小売業では世界97位にランク、純益は8億4、600万ドル、従業員は10万5、000人、ラテンアメリカでは、Concosud社に次いで2位となっている。(2014年4月15日付けエスタード紙)