衣類並びに家電、建材、スパーマーケット関連の46大型小売チェーンが加盟する小売開発協会(IDV)では、2014年の大型小売チェーンの投資総額は78億レアルに達すると予想している。
2014年の大型小売チェーンの投資総額78億レアルの内訳では、新店舗向け投資が58.1%、改装・改築は13%、ロジスティックは11.1%、ITテクノロジーは11%、インフレ並びにアドミニストレーション関連は2.3%、その他は4.5%となっている。
2012年の38大型小売チェーンの投資総額は61億レアル、今年の大型小売チェーンの店舗数は1万5,308店舗、従業員数は59万6,000人、来年は1万6,266店舗、従業員数は63万1,000人と今年よりも3万5,000人増加が予想されている。
リアシュエイロ小売チェーンは、高級商業地域のオスカール・フレイレ街に1,200平方メートルのコンパクト店舗を開店したが、売上は同チェーン店舗の平均売上を50%上回っている。
リアシュエイロ小売チェーンは、更に多くの金融機関が店舗を構える高級商業地域のパウリスタ大通りとハドック・ロボ街の交差点に、1,400平方メートルのコンパクト店舗並びにリオ市イパネマ地域にコンパクト店舗を構える。
マガジン・ルイザ小売チェーンは、大型小売チェーンのカーザス・バイアとポント・フリオが合併して誕生したヴィア・ヴァレージョ社が独禁法に触れるために放出を余儀なくされた15店舗を1,090万レアルで買収、13店舗はサンパウロ州、2店舗はミナス州であり、この買収でマガジン・ルイザ社の店舗数は744店舗から759店舗に増加している。
IDV協会では、今年のインフレ指数を差引いた大型小売チェーンの売上は前年比4.1%増加、来年は4.7%増加をそれぞれ予想、特に耐久消費財売上は6.6%増加を予想、リアシュエイロ小売チェーンは主に衣類製品を取り扱っている一方で、マガジン・ルイザ社は家電販売に強みを持っている。(2013年12月19日付けエスタード紙)