米医薬品大手ファイザーとアイルランドに本社を置く同業のアラガンは、株式交換による事業統合で合意、約1,600億ドル規模の案件となり、統合後はバイアグラやボトックス、ドライアイ治療薬レスタシスなど多様な製品を持つとともに、税制上有利なアイルランドに籍を置く巨大製薬会社の誕生となる。
9月初めに米医薬品大手ファイザー は、同業のホスピーラ 社を約170億ドル相当で買収、ジェネリック注射剤やバイオ後続品分野での事業拡大するとイアン・レアド取締役は説明、また今後も積極的に同業のコンペチター買収を進めると強調していた。
9月にcristalia社 は眼科専門の医薬品メーカーのlatinofarma社を9,000万レアルで買収、またEurofarma社はアルゼンチンでフランス資本の Sanofi社の製造工場を買収している。
多国籍企業Coty社によるHypermarcas 社の化粧品部門を38億レアルでの買収案件の成立、Hypermarcas 社は、負債軽減のために化粧品部門の放出を余儀なくされていた。
EY社の昨年の医薬品業界の企業買収ファイナンス関連インデックス調査によるとM&Aによるシナジー効果は2,000億ドルに達すると予想、2014年の大手医薬品企業によるM&A案件は900億ドルに達している。
今後の医薬品業界の企業買収の対象は、ガンや糖尿病など慢性病の治療薬開発部門が主流になると予想されており、新たなM&A案件には1,300億ドルが投資されると予想されている。(2015年11月30日付けヴァロール紙)