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ピメンテル開発相インタビュー「民間銀行のクレジット付与は最小限」 2012/04/12

開発相にとって、BNDES(ブラジル開発銀行)の活動は民間クレジット市場の資金不足を補うためと正当化されている。


フェルナンド・ピメンテル開発相は、先週の
新経済活性化政策表明の後、エスタード紙のインタビューで、民間が主導していくようにとの一連の要請を行った。開発相によれば、銀行は「困難な時期」においてクレジットの付与について「最小限」におさえ、産業空洞化という考え方は「荒っぽい」とし、政府はこれ以上自動車メーカーにインセンティブを与えないと述べた。

「このセクターはもう随分インセンティブがある」とピメンテル開発相は述べた。「いじる必要性は見えない」。反対に、調査研究とイノベーションへの投資を要請した。「自動車産業がブラジルという市場規模に見合っただけのことをしていると、言うことはできない」。

しかし、ピメンテル開発相はトーンを弱めてコメントしたのは、為替レートに影響を及ぼすためのアグレッシブな措置を先取りして指示を出したと思われる調査についてである。「私を誰だと思う?(アグレッシブな措置を要求するとして)」と開発相。「私はミナス出身だ」。以下はピメンテル開発相とのインタビューである。

 


一連の経済政策の成果はいつ現れるのか?

効果は短期的なものではないが、非常にポジティブなものとなるだろう。免税については、我々には90日ルール(発布から施行までの期間)の要求がある。しかし、その他の措置は否だ。90日あればすべてが規則どおり動いているだろうと考える。BNDESは10日から15日後には、新たなレートで稼動していることだろう。

補助付のレートで回転資金を提供する必要はなかったか?

BNDESは長期の投資だけ行うべきだと言う者もいるが、残念ながらブラジルの民間クレジット市場はクレジット付与については随分しみったれたやり方をしてきた(笑)。ちょっとでも危機の兆候があると、締め付けをする。それが非常に大きな不満の種だ。BNDESが民間クレジットの不足するところを、結局、補わなければならなくなる。

何ができるか?

中央銀行が何らかのメカニズムで刺激したり、銀行強制預託金比率を縮小したりできるか、私はわからない。金利とスプレッドを上げるのは意味がない。Selic(政策誘導金利)は下がっている。理解できない。仮説上の危機リスクから自らを予防している。経済がクレジットをますます必要としている時に、物事がうまく行っていないまさにその時に、民間銀行は腰が引けてしまっている。当然のことながら、公立銀行が結局補わなければならない。スプレッドが下がらなければ、金利だけ下げても仕方がない。

Selicのレートを下げることは、為替問題解決に役立つか?

役立つが、決定的ではない。堅固な経済と一貫性ある税制政策が資本を惹きつける。ブラジルの金利はいまだに国際的な平均より随分と高い。だからドルがたくさん入ってくる。今後は、過去の歴史と比べて高い通貨とともに生きていかなければならない。と言って、過度に通貨を高くしようと言っているのではない。逆だ。

マンテガ財務相は1ドル1,80レアルが妥当と言ったが…

そのレートは全く素晴らしいものではないが、妥当だ。彼はそれが指標だと言いかけたが、私はそうは言わない。しかし、何とかそのレートを維持していくつもりだ。

このレートは良いレートなのか?

工業の製造サイクルは外国のサプライヤーと強く結びついている。全員を満足させる為替レートはない。全くうまく行っていない者にとって良いレートは、うまく行っている者にとっては悪いレートになる。

しかし、大臣は1,80レアルで居心地がいいのか?

旅行に行く時にはとてもいい(笑)。だが、輸出しようとするならひどすぎる。競争力の標準から外れた者には、事実、否だ。調整する必要がある。為替をコントロールするわけではないので、何か別の措置で補償する必要がある。まさにそれを今やっているところだ。

自動車業界統制は2013年にならないと始まらないのか?2012年はどうなるか?

自動車業界はすでに多くのインセンティブがある。かき回す必要性は見えない。トラックとバスのための措置も行った。融資条件は非常に有利で、さらなる製造も問題なくできるだろう。自動車については、緊急の課題があるとは考えない。

新しい自動車業界統制から何を期待するか?

ブラジルの自動車産業は非常に堅固だが、市場規模に適したイノベーション吸収を行わずに21世紀に入ってしまった。ブラジルという市場規模に見合っただけのことをしていると、言うことはできない。それだけのレベルでなければならない。その方向へ推し進めるための措置は行った。製造技術、研究、イノベーションといった部門をブラジルへ導入するようにという措置だ。我々はブラジル生まれの製品を望んでいる。製造能力は持っている。地方の充実を望んでいる。世界で4番目に大きい市場にそれに見合った自動車部品工業がない理由がない。必要だ。

専門家は脱工業化が起こっていると指摘しているが…

脱工業化が起こっているという考えは、GDPのシェアが下がったからで、荒っぽい考え方だ。シェアが下がった理由は、多くはアグロビジネスについてであり、これはきわめて競争力がある。それは誇りに思うべきものだ。それが問題なのではない。

では、何が起こっているのか?

二つある。一つは、製造サイクルに外国のサプライヤーが急速に統合されたこと。ブラジルだけの現象ではない。アジアが工業部品部材をコモディティ化していることによるのだ。コンピューターのICは今日ではコモディティだ。避けようのない傾向だ。だが、市場を閉じるつもりはない。優位を持つ部分で競争力を高めなければならない。それが産業空洞化と混同されている。

つまり、戦いに負けるブラジルの業界もあるということか?

わからない。ブラジルでICを作ったことはないから。

繊維業界は?

繊維業界は競争に耐えると思う。ブラジルの輸入は市場の6%だ。繊維業界が死のリスクを冒しているとどうやって言えるだろう?そんなことはない。すでに繊維業界製造サイクルの統合は強く、これからますます強まるという考えは受け入れるべきだ。今起こっているもう一つのポイントは、工業資本(資産)の老朽化だ。テクノロジーはものすごく発展した。それに追いついていくには敏捷性、イノベーションの能力、多大な技術知識を吸収する能力が必要だ。白状するが、ブラジルにはそれがない。

何が起こる可能性があるか?

中国や韓国のような競争力を得られない分野もある。戦いだ。失う物より得る物の方が多いと信じたい。じっとしていたら、ここにあってもいいはずの製造サイクルを失うだろう。それを維持するだけでなく、他のものを惹きつけることもできる。今世界で見られるのは、需要を持つ者が供給をコントロールするということだ。我々には約2億人のブラジル人という市場がある。ボールはブラジルが保持している。だから皆ブラジルへ投資したいのだし、自動車を売りたいのだ。そのパワーをなぜ手放そうとするのか?あなたは車を売りたいか?売りたい。ではブラジルに作りに来なさい。我々は輸入を禁止しているか?保護主義を採っているか?否だ。

どの業界で政府はそういうことができるのか?

我々は総需要をコントロールする。みんなのために働いている。医薬業界では非常に熱心にやっているし、ファインケミカル業界でも、電気電子業界でも、肥料の業界でも仕事している。

ブラジルは輸入Cofins(社会保障融資納付金)が高いためにWTOで報復に遭う可能性がないか?

WTOのルールを傷つけるようなことは何もしていない。泣き言や歯ぎしりはあるだろう。あるかもしれない。いつもあるから。だが、我々に対抗するために委員会を開くようなことはないだろう。

保護主義が強くなったのか?


保護主義はない。その批判は不当だ。通商防衛を行っているのだ。どこまでか?合意、適法性、国際ルールの限界までだ。保護主義は別のことだ。輸入を邪魔するような秘密のお役所仕事は作っていない。不合理な障壁を作り出しはしない。

エスタード紙では、外資全部からIOFを徴収するという提案をした開発省の研究資料にアクセスしたが…

そのような研究資料は来ていない。

マンテガ財務相は工業界向け経済政策の中に為替措置も盛り込んだ。

それはギド(マンテガ財務相)の分野だ。それについて話せるのは彼だ。その分野においては、私はギドの主導を全面的に支持している。これまで、彼の行ったことはすべて非常に精緻だ。彼のやり方は、非常に注意深いという点で、財務相としてまさに正しいものだ。狂ったことはしないだろうから、用心深いのだ。でも、問題を放っておいて大きくしはしない。私は彼を信用している。

もっとアグレッシブな措置を要求しなかったのか?

私を誰だと思う?ミナス出身だ(慎重だ)。

マクロプルーデンス政策は金利よりも効果的か?

マクロプルーデンス政策は金利よりも効果的であることを示している。Selicは下がっているが、民間市場では金利とスプレッドは上がり続けている。そこで、第2の大道具として、Selicで煙にまくのだ。相対化する必要がある。海へ海へというのでもなく、陸へ陸へというのでもなく。(金利が)下がるとまたインフレになるのか、上がるとインフレになるのか、わからない。中央銀行は賢明な事を行った。金利を下げ続け、マクロプルーデンス政策を施行し、インフレをよく抑えた。インフレは収まって、随分煙は晴れた。

多くのアナリストが、Copom(金融政策委員会)は2013年Selicを上げなければならなくなると指摘している。

ああ、それはないよ!まず2012年を終わらせよう。中央銀行は必要な道具をすべて持っているし、インフレ目標を維持するために道具をどう使うかわかっている。目標内とは半分かって?知らない。少し上かもしれないし、少し下かもしれない。

コンサルタントとしての活動について倫理委員会からの情報提供要請は?

委員会は調査を始めていないが、私の代表権についての説明は求められた。説明して、委員会が何を言うか様子見だ。説明するつもりの内容で、もし疑いが存在するのなら疑いを晴らすのに十分だし、この問題は終わりになるだろう。

議会は?

そこは、政治闘争だよ。「フェンシングもどき」をやるだけさ。実際何もないんだから。全部説明済みさ。

レナタ・ヴェリッシモ、アドリアーナ・フェルナンデス/ブラジリア
(2012年4月8日付けエスタード紙)



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