レアル高の為替の影響による輸入製品の急増並びに輸出の減少、在庫調整などの要因で第1四半期の鉱工業部門の売上は、予想を大幅に下回ると見込まれている。
ブラジル機械・装置工業協会(Abimaq)のフェルナンド・ブエノ会長は、第1四半期の機械・装置販売は、企業経営者が連邦政府の新工業政策の発表を待って投資を控えていたために、前年同期比ではマイナスになると予想している。
ブエノ会長は、製造業セクターの経営者が機械・装置の購入をする代わりに消費財を輸入している影響で、今年の機械・装置の販売は昨年以下になると予想している。
アマゾナス州工業連盟(Fieam)のジルマール・フレイタス会長は、第1四半期のマナウスフリーゾーンの売上は前年同期比7.0%から10%減少、生産は3.0%の減少を予想している。
フレイタス会長は、新工業政策の導入で為替がレアル安に傾くために第2四半期からの販売増加を見込んでおり、今年の同フリーゾーンの売上は、昨年並みの410億ドルに達すると予想している。
ブラジルダンボール生産者協会(ABPO)のリカルド・トロンボーニ会長は、今年初めの2カ月間のダンボール生産は前年同期比1.28%増加、3月は1.5%増加を予想、しかし、今年の生産は昨年を2.5%から3.0%下回ると予想している。
LCAコンサルタント社のチーフエコノミストのブラウリオ・ボルジェス氏は、2月の鉱工業部門の生産は前月比1.3%増加したために、第1四半期は前年同期比0.4%の増加を予想している。(2012年4月9日付けヴァロール紙)