今日、ブラジル地理統計院(IBGE)は、昨年の第4四半期並びに昨年の国内総生産(GDP)伸び率を発表するが、AE Projeções社が51社の金融機関を対象にした調査では、2.6%から3.0%のGDP伸び率を予想、平均では2.8%であった。
また今年のGDP伸び率予想の調査では、2.3%から3.7%とばらつきがあったにも関わらず、平均では3.3%と昨年を上回る調査結果となっている。
昨年のGDP伸び率が2010年の7.5%から大幅に減少したのは、ヨーロッパの財政危機や米国景気の先行き不透明感の上昇やインフレ増加を抑制するために、Selic金利が8月まで高止まりしたことなどが要因となっている。
今年は金融政策の緩和、消費拡大するためのマクロプルーデンス政策採用、ヨーロッパの債務危機の緩和、米国経済の回復、中国経済のソフトランディング、ワールドカップやオリンピック向けの投資拡大、一般消費の回復や継続する雇用創出、Selic金利の引き下げなど経済成長を促す要因が目白押しとなっている。
しかし継続するレアル高の為替による輸入増加の影響で国内の製造業の衰退並びに価格競争力を削がれて輸出の減少に結びつくために、連邦政府は、短期投資に対する更なる防御措置を取ると予想されている。(2012年3月6日付けエスタード紙)