中銀の最終フォーカスレポートによると過去2回連続して来年のインフレ指数を上方修正しており、1か月前の予想では5.0%であったが、最終レポートでは5.02%から5.11%と大幅に上方修正している。
ヨーロッパの債務危機や米国の先行き不透明な景気などにも関わらず、継続する金利の引き下げや景気刺激策などの効果が下半期から現れるために、インフレ圧力に結びつく。
短期的には食肉を中心に食料品価格の低下が継続すると予想。しかし大豆などのコモディティ価格の増加にも関わらず、2月の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、0.48%から0.47%と僅かに下方修正されて、今後数カ月間のインフレ懸念は薄れている。
しかし下半期から国内経済の回復による資本財部門やサービス部門の値上げによるインフレ圧力が増加するにも関わらず、今年のIPCA指数は前回同様に5.24%に据え置かれている。
同レポートでは3月並びに4月にSelic金利は、それぞれ0.5%利下げされて9.5%と一桁台になると予想。しかし下半期からインフレ圧力が増加するために、来年3月には10.5%まで引き上げされると予想している。(2012年2月28日付けエスタード紙)