連邦政府は市長などの選挙の年にも関わらず、今年の歳出を財政プライマリー収支の黒字を予定通り達成するために、550億レアルと大幅に削減すると発表した。
マンテガ財務相は予算削減で金利低下が可能となり、公共投資を犠牲にすることなく、今年の財政プライマリー収支の黒字目標を達成できるようになると述べた。また、金利低下でブラジルの今年の経済成長率は、4.5%の達成が可能になると強調している。
ジウマ・ロウセフ大統領は、550億レアルよりも少ない予算カットを望んでいたにも関わらず、マンテガ財務相はGDP比3.1%のプライマリー収支黒字達成には、550億レアルの歳出削減をしなければならないと説得していた。
今回の550億レアルの歳出削減で、インフレ抑制効果やSelic金利の引き下げが容易となるために、現在のSelic金利は10.5%から年内には、1桁台への低下が予想されている。
イタマラチー宮では450億レアルから500億レアルの歳出削減を主張、一方で財務省の経済班は、600億レアルから700億レアルの削減を主張していたが、国庫庁が550億レアルに決定した。
連邦政府は昨年初めに財政引き締め策として500億レアルの歳出削減を発表。約7 割は省庁の裁量的支出削減、残り約3 割は人件費や補助金などの義務的支出削減であったにも関わらず、300億レアルの歳出削減に留まった。(2012年2月16日付けエスタード紙)