昨年の連邦政府の対内公的債務残高は、目標上限値の6.5%に達したインフレ指数並びに上半期に高止まりしていた政策誘導金利(Selic)の影響を受けて、10.17%増加に相当する1,723億1,000万レアル増加して1兆8,700億レアルに達した。
またSelic金利だけで利払いが2,115億2,000万レアル増加、それ以上の公的債務残高が増加しなかった要因として、国庫庁が国債を392億レアル償還して国債の再発行を控えたためとなっている。
国庫庁は民間企業の投資を促進するため社会経済開発銀行(BNDES)向けに450億レアルを新たに貸与したことも、公的債務残高を押し上げた要因の一つとなっている。
昨年8月末からSelic金利は連続して利下げを継続、また国庫庁はSelic金利連動国債(LFT)の発行を減少したにも関わらず、年末の国債発行残高は5.17%増加の5,486億6,000万レアルに達した。
昨年のSelic金利連動国債の発行は連邦政府目標の28%から33%の中央値に相当する30.14%となったが、エコノミストは10%から20%が連邦政府にとっては理想的な数値としている。
また金利確定連動国債の発行は前年の36.63%から37.22%、インフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)連動国債の発行は26.64%から28.28%とそれぞれ比率を上げている。(2012年1月31日付けエスタード紙)