昨日、ギド・マンテガ財務相は現在のペトロブラス石油公社のガス・エネルギー部門のマリア・ダス・グラッサ・フォスター取締役の総裁任命発表したニュースで、同社株は3.61%急騰し27.30レアルと昨年5月以来の高値を記録した。
ジウマ・ロウセフ大統領は2010年の大統領選で勝利した時から、現在のペトロブラスのマリア・ダス・グラッサ・フォスター取締役を総裁に任命したい意向があったが、ルーラ前大統領の要請を受けて、ジョゼ・ガブリエリ総裁の続投を許した経緯があった。
グラッサ・フォスター新総裁は岩塩層下原油開発のために、総額700億ドルに達する掘削リグ21基の入札が昨年末から中止されているが、入札開始を早急に実施する必要があると考えている。
しかしロウセフ大統領は、国内の海運業を再発展させるためにブラジル国内での掘削リグの生産にこだわっているために、入札が延び延びになっている。
またグラッサ・フォスター新総裁はガソリン並びにジーゼル燃料の価格決定政策の見直しも早急に迫られている。ガブリエリ総裁は辞任後にはバイア州のジャケッス・ヴァグナー知事の呼びかけで、同州での政治活動に軸足を置くと予想されている。
2010年のペトロブラスの投資総額は760億レアル、売上は2,130億レアル、純益は350億レアル、今年の時価総額は3,317億9,000万レアル、従業員8万5,417人、1日当たりの石油生産は260万バレル、原油埋蔵量は160億バレルとなっている。(2012年1月24日付けエスタード紙)