中銀の発表によると11月の対内公的債務残高は前月比1.15%増加の1兆7,500億レアル、また対外債務残高は9.45%増加の809億2,000万レアルを記録している。
今年11カ月間の対内債務残高は1,486億7,000万レアル増加、しかし利払いは1,914億レアルと対内債務残高を上回った要因として、国庫庁が政策誘導金利(Selic)連動国債並びに1年以内の短期確定金利付き国債発行をそれぞれ減少したために、対内債務残高の増加に歯止めがかかっている。
また国債の償還総額が発行総額を519億レアル上回ったことも対内債務残高の減少につながっているが、12月は国庫庁が社会経済開発銀行(BNDES)向けに150億レアル、来年1月に100億レアルを調達するために増加する。
8月からSelic金利を3回連続して合計1.50%利下げで現在では11.0%となっているにも関わらず、Selic金利の利下げ効果は遅れて表れ、またインフレの高止まりも債務残高減少を妨げている。
ヨーロッパの債務危機を発端とした世界経済が悪化した場合でも、長期間に亘って国債発行による資金調達をする必要がないくらいの外貨準備高を保有しており、また国債発行の大半はブラジルの投資家が購入、海外投資家の比率は僅かに11.4%に留まっている。(2011年12月22日付けエスタード紙)