ジウマ・ロウセフ政権の4年間の公的負債はルーラ前政権を上回るサイクルで増加しており、低所得層向けにインフレ指数を上回る最低サラリーの大幅調整で、政権終了の2014年までの社会保障院(INSS)の年金・恩給や傷害手当の支出が大幅に増加すると予想されている。
最低サラリー調整はインフレ指数の全国消費者物価指数プラス2年前の国内総生産(GDP)伸び率で計算されるために、昨年のGDP伸び率が7.0%を上回ったために、来年の最低サラリーが現在の545レアルから14.3%増加の622.73レアルと、大幅に引上げられると予想されている。
来年の最低サラリー調整連動による連邦政府の支出は最低サラリーが14%調整された場合233億レアル、2013年は8.15%の調整で155億レアル、2014年は8.67%の調整で568億レアルの支出に結びつく。
ギド・マンテガ財務相は来年のプライマリー収支黒字は経済成長加速プルグラム(PAC)関連支出を計上しなければ、GDP比3.1%の1,142億レアル、来年は2.6%と見込んでいるが、イタウー銀行ではGDP比2.5%、テンデンシアコンサルタント社は2.6%、MB社では2.8%とそれぞれ連邦政府の予想を下回っている。
また今年の社会保険院(INSS)、中銀並びに国庫庁で構成される中央政府のプライマリー収支黒字はGDP比2.2%、来年は1.6%、また今年の連邦政府の公的債務残高はGDP比では37.9%から来年は38.1%に増加すると予想されている。(2011年12月19日付けエスタード紙)