連邦政府は通称燃料税と呼ばれる経済支配介入納付金(Cide)を2001年に輸送関連インフラ整備のためにガソリン購入時に徴収を開始したにも関わらず、徴収された大半は連邦政府の財政プライマリー収支黒字に計上されている。
全国輸送連合(CNT)の統計によると2002年から昨年までのCide税総額は700億レアルであったにも関わらず、輸送関連部門へは293億レアルを分配、今年7ヵ月間では57億の31%が分配されたにすぎない。
先月までの1リットル当たりのガソリンのCide税はガソリンへのエタノール混合率が低かったために0.23%を徴収、今月からは石油の国際価格に合わせて0.19レアルに下げている。
現在のブラジル国内の貨物輸送の66%とトラックによる陸路輸送であり、鉄道輸送は19.4%、水上輸送11.3%、パイプライン3.4%、空輸は僅かに0.05%、道路網の舗装は僅かに13%に留まっている。
大豆などの穀物輸出で重要な幹線道路であるマットグロッソ州都のクイアバ市とパラ-州サンタレン市を結ぶ国道BR-163号線は数年間に亘って舗装工事が行われているにも関わらず、完成の見通しは立っていないために輸送コストを引上げている。(2011年10月25日付けエスタード紙)