今後3年間の風力エネルギー部門では4,000基の風力発電建設並びに4,000台のジェネレーターの生産、造船部門では278隻を建造予定、また今後10年間に鉄道門では4万台の貨物車両並びに2,100台の機関車の需要が見込まれている。
リーマンショック後の先進国のインフラ関連投資が停滞しており、また2014年のワールドカップや2016年のオリンピック開催と、大型イベントが目白押しのブラジルに注目している。
GEは2008年にブラジルでの機関車生産を再開、現在の受注残は120台と昨年の2倍に達しており、ブラジル国内の鉄道輸送は穀物や鉱物を中心に全体の26%と大半はトラック輸送などに依存している。
GE社以外ではキャタピラー社がサンパウロ州のアララクアラ市で生産開始、カナダ資本のボンバルジエ社はサンパウロ州オルトランジア市でモノレールを生産開始している。
またブラジル資本のMPE社はマレーシア資本のScomi社と共同でコンゴニアス空港とサン・ジューダス駅を結ぶモノレール案件を落札、フリーゾーンのマナウス市並びにサンパウロ州クルゼイロ市で工場を建設する。
ブラジルの風力発電の総発電量は6,000メガワットに達して260億レアルがすでに投資されており、2014年の風力エネルギー発電比率は現在の0.8%から3.0%に増加すると予想されている。
造船部門では南大河州、ペルナンブーコ並びにリオ州で造船所の建設が進んでおり、2014年までの1万5,000人の新規直接雇用が見込まれている。(2011年9月19日付けエスタード紙)