連邦政府は2012年の財政プライマリー収支黒字をGDP比3.1%と発表、しかし中銀の政策誘導金利(Selic)の利下げ開始や公共支出削減政策にも関わらず、多くのエコノミストは目標達成は難しいと予想している。
ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)のブラジル経済研究所(Ibre)のエコノミストは来年のプライマリー収支黒字は、最低サラリーの大幅な調整などで支出が増加するためにGDP比2.0%を僅かに上回ると予想、今年の支出は前年比9.4%増加が予想されている。
テンデンシア・コンサルタント社では来年の連邦政府の支出は1084億レアル増加、収入は660億レアル増加するにも関わらず、424億レアルと大きな差があるために、GDP比2.2%、最高でもGDP比2.5%を予想している。
来年の最低サラリー調整は14%前後、警察官や消防士のサラリー調整や司法関連の連邦公務員の大幅なサラリー調整などが目白押しで、臨時支出が450億レアルに達すると予想されている。
連邦政府は鉱業部門のロイヤリティの大幅な増加やプレソルト鉱区の入札開始で大幅な歳入を見込んでいるが、大半のエコノミストは政府目標の財政プライマリー収支黒字GDP比3.1%は困難と予想している。(2011年9月19日付けエスタード紙)