8月の過去12カ月間のインフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)は7.23%を記録、そのうちサービスセクターは8.9%とインフレを牽引、また実質賃金の上昇並びに統計を取り始めた2002年以来では今年の失業率が6.0%と最も低いために、旺盛な消費が継続していることもインフレを押し上げている。
8月の過去12カ月間の外食セクターのインフレ率は12.08%とIPCAを0.53%押し上げており、家政婦のサラリーは11.75%と0.41%に相当して、サービスセクターがインフレ指数を押し上げている。
2001年から2009年の平均IPCAは6.7%であったにも関わらず、サービスセクターの6.1%とインフレ指数を下回る増加率、しかし昨年はIPCAが5.9%、サービスセクターが7.6%と1.7%上回って反転、今年はIPCAが6.3%、サービスセクターが8.8%と2.5%上回ると予想されている。
LCAコンサルタント社では来年のIPCAを5.1%、サービスセクターを8.1%と予想、テンデンシア社では6.0%、サービスセクターを8.5%と2.5%上回ると予想している。
来年の最低サラリー調整が14.0%前後と予想されているためにインデクゼーションによるインフレ圧力の増加、また市長などの地方選挙による公共支出の増加、中国並びにインドが牽引する食料品コモディティ価格の高止まり、ヨーロッパ諸国による財政危機問題による不透明な為替の行方など、予測できない要素も多い。(2011年9月12日付けエスタード紙)