昨日発表された中銀の最終フォーカスレポートによると、インフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は3週連続で上昇して6.38%、また来年のIPCAは5.2%から5.32%に上方修正されている。
先週の中銀の通貨政策委員会(Copom)では政策誘導金利(Selic)を大半の金融スペシャリストの予想に反して、0.5%と大幅な利下げを実施、賛成5、反対2で12.5%から12.0%の利下げを行った。
しかし市場最低の失業率、インフレ以上の実質賃金の修正、中国国内の消費が牽引して高止まりするコモディティ価格などの要因で、Selic金利の切下げ、米国のデフォルト問題やヨーロッパ諸国の不安再燃にも関わらず、インフレ圧力低減にはつながっていない。
また煙草の増税による今年のIPCAへのインパクトは0.2%につながって、短期的にはSelic金利の利下げ効果を低減、ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)の総合物価指数(IGP-DI)は0.02%下方修正の5.47%、総合市場物価指数(IGP-M)は0.09%下方修正の5.61%となっている。(2011年9月6日付けエスタード紙)