今年7カ月間の140万人に達する新規雇用並びに実質賃金の上昇が牽引して国庫庁の歳入が5,558億レアルを記録、また7月の歳入は902億レアルと月間記録を更新している。
特に6月並びに7月の歳入増加で今年のインフレ指数を差引いた実質歳入総額は前年比11.5%と上方修正、7月の歳入に大きく寄与したのは世界最大の鉄鉱石生産メーカー・ヴァーレ社の純益に対する社会納付金(CSLL)が58億レアルを記録していた。
国内経済が好調に推移しているために企業の純益の増加に伴って、7月の法人所得税(IRPJ)並びにCSLLの歳入は前年同月比62.9%の大幅増加の240億レアルに達して、社会保障院(INSS)への納付金220億レアルを上回っている。
しかし今年7カ月間のINSSへの納付金は雇用の大幅増加並びに実質賃金の増加が寄与して1,470億レアルに達し、IRPJ並びにCSLLを合わせた1,071億レアルを上回っている。
今年7カ月間の鉱工業部門の生産は僅かに1.7%の伸び率を記録したにも関わらず、実質賃金は15.7%増加して、商業部門の伸び率13.1%をも上回る伸び率を記録している。
今年7カ月間の輸入税(II)は前年同期比18.52%増加の143億7,000万レアル、工業製品税(IPI)は17.17%増加の266億1,000万レアル、金融取引税(IOF)は15.81%増加の178億6,900万レアルであった。
また所得税(IR)は19.02%増加の1525億3,500万レアル、そのうち個人所得税(IRPF)は23.27%増加の137億6,800万レアル、法人所得税(IRPJ)は20.07%増加の676億9,600万レアル、源泉徴収所得税(IRRF)は710億7,100万レアルであった。
雇用の拡大などで社会保険融資納付金(Cofins)は9.40%増加の906億5,200万レアル、社会統合基金(PIS)/公務員厚生年金(Pasep)は11.0%増加の242億300万レアル、一般的に燃料税と呼ばれる経済支配介入納付金(Cide)は14.6%増加の53億2,500万レアルであった。(2011年8月19日付けヴァロール紙)