政策誘導金利(Selic)の引上げやインフレ指数の増加で今年上半期の公的債務残高は1,120億レアル増加、そのうち利払い比率がSelic金利の引上げに伴って全体の87.96%を占めた。
今年上半期の国庫庁による公的負債に対する利払いは979億8,000万レアルと大半を占め、国債発行による負債増加は134億1,000万レアルとなっている。
国庫庁による国債発行の大半は社会経済開発銀行(BNDES)向けの借与金が占め、BNDES銀行は350億レアルをクレジット拡大のための資本増強に充てている。
連邦政府はコントロールが容易なインフレ指数連動の国債を発行、上半期の広範囲消費者物価指数(IPCA)連動国債NTN-B発行は前年同期比35.8%増加、確定金利付き国債発行は40%増加、しかし管理コントロールの難しいSelic金利連動国債LFTsは18.11%減少している。
Selic連動国債の発行比率は全体の30.91%まで減少して過去最低比率となっており、確定金利付き国債発行比率は38.13%と最も比率が高くなっている。
今年下半期の公共負債はインフレ指数やSelic金利の高止まりで負債増加が継続するために、年末の公共負債総額は1兆8,000億レアルから1兆9,000億レアルに達すると予想されている。(2011年7月22日付けエスタード紙)