四半期ごとの正式な国内総生産(GDP)はブラジル地理統計院(IGBE)から発表されるが、中銀はIGBEのGDP伸び率の発表前に、先行指標として経済活動指数(IBC-Br)を発表、5月のIBC-Br指数は0.17%と4月の0.44%から大幅に減少、今年初めの4カ月間の月間平均0.48%よりも大幅に下回って、景気減速の傾向が表れてきた可能性がある。
過去12カ月間のGDPは5.34%増加してインフレ圧力が継続しているが、先月末に発表されたインフレレポートでは昨年末のマクロ・プルーデンス政策や今年1月から始まった政策誘導金利(Selic)の効果は下半期から表れると予想、しかし5月のIBC-Br指数0.17%の減少で効果がすでに表れ始めた可能性もある。
イタウー-ウニバンコ銀行では5月の建設部門の堅実な伸び率、製造業の生産指数や好調な小売業界などの要因で、6月のGDP伸び率は前月比0.2%増加を見込んでいる。
テンデンシア・コンサルタント社では第2四半期のGDP伸び率を1.1%、今年は3.9%を予想、ローゼンベルグ社では1.1%から1.2%、今年は4.0%、LCA社並びにFator社では0.7%、3.4%とそれぞれ予想している。(2011年7月14日付けヴァロール紙)