連邦政府の公式インフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)の先行指数となる6月のIPCA-15は前月の0.70%から0.23%と減少して、インフレコントロールの効果が表面化してきている。
また住宅賃貸料の参考指数となる6月の総合市場物価指数(IGP-M)は前月の0.66%からデフレとなるマイナス0.21%に下落したにも関わらず、大半のエコノミストは一時的な減少と見込んでいる。
今月初めに通貨政策委員会(Copom)は政策誘導金利(Selic)を4回連続となる12%から12.25%に満場一致で引上げており、来月のCopom会議でも引上げが予想されている。
6月のIPCA-15が0.23%に留まったのはアルコールの卸売価格がマイナス31.32%、原綿-11.22%、鶏肉-8.15%、サトウキビ-3.63%、牛肉がマイナス2.69%と減少した影響が大きい。
また小売価格ではエタノール価格はマイナス16.53%、ジャガイモ-13.03%、魚類-5.14%、フルーツ類-4.08%、ガソリン-3.43%並びに米の小売価格はマイナス2.02%と食料品や燃料価格が減少している。(2011年6月22日付けエスタード紙)