5月の国庫庁のインフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)を差引いた実質歳入は前年同月比7.2%増加の715億レアル、今年5カ月間の歳入総額は前年同期比10.69%増加の3,828億レアルを記録している。
第1四半期のIPCA指数を差引いた実質歳入は前年同期比12%増加であったが、今年4カ月間では11.51%、今年5カ月間では10.69%と減少してきており、マクロ・プルーデンス政策やインフレ抑制政策の導入や金利の上昇に従って、国内経済の減速傾向が明らかになってきている。
国庫庁では6月の歳入は前年同月比10%を予想、今年の歳入は前年比10.5%に設定、4月は個人所得税(IRPF)の一括払い、法人所得税(IRPJ)や純益に対する社会納付金(CSLL)の支払いがあったために、5月の歳入は前月比では16.4%と大幅に減少している。
5月の所得税による歳入は前月比マイナス33%、CSLL-39.85%、工業製品税(IPI)-6.26%、金融取引税(IOF)-5.17%、社会保障院(INSS)納付金はマイナス2.92%とそれぞれ大幅に減少している。
5月の輸入税(II)による歳入は前年同月比29.69%増加の21億6,500万レアル、IPIは14.74%増加の36億3,800万レアル、所得税(IR)は18.13%増加の174億5,100万レアルであった。
所得税のうち個人所得税は67.85%増加の26億3,600万レアル、法人所得税は15.58%増加の61億8,300万レアル、源泉徴収所得税は9.93%増加の86億3,200万レアルであった。
IOF税は25.11%増加の26億7,000万レアル、社会保険融資納付金(Cofins)は15.74%増加の126億4,400万レアル、社会統合基金(PIS)/公務員厚生年金(Pasep)は18.18%増加の34億2,500万レアル、CSLLは9.72%増加の31億6,500万レアル、INSSへの納付金は15%増加の209億2,800万レアルであった。(2011年6月17日付けヴァロール紙)