先週の通貨政策委員会(Copom)で政策誘導金利(Selic)が0.25%引上げられて12.25%に満場一致で決定、昨日の議事録ではインフレ動向を僅かに楽観的な見方に変えている。
多くの金融市場関係者は7月のCopom会議でSelic金利を更に0.25%引上げて12.50%になると予想、しかし今年並びに来年のインフレは連邦政府目標の中央値を上回ることは避けられない。
またギリシャ債務不履行による金融危機の再燃、産油国を抱える北アフリカや中東の政情不安による石油価格の高騰などでSelic金利の先行きは不透明となっているが、インフレのシナリオはわすかに良性に傾いている。
Copomは今年の石油価格をエタノール価格の上昇、中東情勢不安で石油価格を100ドル以上と予想して2.2%から4.0%に上方修正、しかしジウマ・ロウセフ大統領の要請でペトロブラス石油公社は製油所の石油価格は据え置いており、中銀はプロパンガスの価格は現在の水準を維持すると予想している。(2011年6月17日付けエスタード紙)