今日、ブラジル地理統計院(IBGE)は第1四半期の国内総生産(GDP)伸び率を発表するが、AEプロジェッション社が金融会社45社対象の調査では前四半期比では1.0%から1.7%の伸び率を予想、平均では1.3%となっている。
第1四半期のGDP伸び率が1.3%であれば、前四半期の伸び率0.7%を大幅に上回る伸び率を記録、これは主に鉱工業部門の伸び率が牽引している。
連邦政府はインフレ抑制並びに持続的経済成長率へ誘導するために、昨年末にクレジット部門の過熱を抑制するマクロ・プルーデンス政策を導入、しかしその効果は第2四半期に表れると予想されている。
LCAコンサルタント社のチーフエコノミストのブラウリオ・ボルジェス氏はBNDES銀行の低金利の設備投資用機械装置購入向けの投資持続プログラム(PSI)のクレジットの延長で、鉱工業部門の伸び率がGDPを牽引したと説明している。
しかしクレジット部門の引締めなどのマクロ・プルーデンス政策の効果、政策誘導金利(Selic)の連続した引上げや500億レアルに達する公共支出削減などの効果は第2四半期から徐々に表れるために、第2四半期のGDP伸び率は0.6%から0.7%に下がると予想している。(2011年6月3日付けエスタード紙)