社会経済開発銀行(BNDES)は業界の有望企業に積極的に資本参加して、企業の体質改善や海外進出を後押しして、ブラジル企業の世界的企業育成のためにサポートをしている。
BNDES銀行はペトロブラス石油公社、世界3大鉱業メジャーのヴァーレ社、Oi社、CPFLエネルジア社、エレトロブラス社や成長の目覚ましいIT企業などに資本参加して、経営方針などに影響を及ぼしている企業もある。
同銀行はペルジガン社とサジア社の合併によるBR Foods社、ヴォトランチン・パルプとアラクルース社の合併によるFibria社の誕生に積極的に関与、それぞれ2.5%と30%の資本参加をしている。
オートメーション装置やソフト開発企業でクリチバ市に本社を置くBematech社やダータスルを買収してメキシコ、チリやアルゼンチンでの海外戦略を展開するソフトウエアトップ企業Totvs社にも資本参加している。
同銀行は傘下のBNDESparを通して資本参加しているが、最大でも33%以下の資本参加にとどめ、資本参加企業の体力増強や企業戦略を指導、収益体質を確保すれば、平均5年以内に資本を引上げている。
BNDES銀行はHypermarcas社に対して11億レアルを投資して社債を購入、医薬品研究所Neo Quimica社の買収をバックアップして、ブラジル企業の医薬品業界でのトップシェア獲得を支援している。
連邦政府はブラジルの食肉企業を世界トップ企業にするために、Marfrig社やJBSフリーボーイ社に社債購入で資本参加、国内大手のSeara社やBertin社、米国のキーストーン社やPilgrim´s Pride社の買収をサポートしている。
過去2年間にBNDESparはCSN、Light、LLX、Oi、ブラジル銀行やRio Polimeros社の持株放出で40億レアルの収益を上げ、昨年のペトロブラスの持株の配当金は10億レアル、ヴァーレは2億8,000万レアルであった。(2011年5月2日付けエスタード紙)