好調に推移する国内経済や内需で外資系企業の利益や配当金送金の増加並びにレアル高の為替でブラジル人の海外旅行の増加に伴って支出増加で3月の経常収支は大幅な赤字を記録している。
3月の経常収支赤字は57億ドルを記録して1947年に中銀が統計を取り始めて以来最高の赤字幅を記録、しかし海外投資家の対内直接投資が経常収支赤字を20%上回る68億ドルを記録して赤字をカバーしている。
第1四半期の経常収支赤字は146億ドルを記録、しかし対内直接投資は175億ドルと30億ドル近く上回っており、3月の本国への利益・配当金送金は前年同月比83%増加の37億ドル、第1四半期では84億ドルと前年同期の45億ドルの倍近い送金を記録している。
更なるレアル高の為替に伴ってブラジル人の海外での支出が増加、3月の国内外旅行のサービス収支は87.15%増加の10億ドルの黒字を記録、第1四半期のブラジル人観光客の海外での支出は47億ドル、一方、海外観光客のブラジル国内での支出は18億ドルに留まっている。
中銀では今年の経常収支は600億ドルの赤字を予想、しかし海外投資家の対内直接投資は550億ドルと経常収支赤字の大半をカバーする資本流入が見込まれている。(2011年4月27日付けエスタード紙)