ブラジル政府(連邦政府、州政府、市町村)の第1四半期のプライマリー収支黒字は中銀が来週中に正式発表するが、380億レアルから400億レアルが見込まれており、今年の目標である黒字1178億9,000万レアルの1/3にすでに達している。
第1四半期のプライマリー収支黒字400億レアルは2008年の429億レアルに次ぐ記録であり、昨年同期の168億レアルの2.5倍に達すると予想されている。
また同期間の国庫庁の名目歳入は前年同期比18.8%、インフレ指数を差引いた実質歳入は12%、またジウマ大統領が発表した500億レアルの公共支出削減も歳出に歯止めをかけている。
内需拡大、雇用増加、実質賃金の増加などが企業の収益増加につながっており、第1四半期の法人所得税(IRPJ)並び時純益に対する社会納付金(CSLL)は前年同期比19.87%と大幅に増加している。
同期間の法人所得税は21.49%増加の307億200万レアル、CSLLは16.83%増加の157億6,400万レアル、特に鉱業セクターが617.78%、電力157.36%、小売31.7%、卸売22.9%、金融セクターが13.25%とそれぞれ大幅な最終につながっている。
また保険・年金セクターの法人税・CSLLは29.25%、食品71.13%、自動車販売・修理54.77%、機械・装置は51.08%とそれぞれ大幅に伸びている。
第1四半期の輸入税(II)は21.71%増加の59億3300万レアル、総工業製品税(IPI)は26%増加の110億2,000万レアル、総所得税(IR)は19.48%増加の634億5,300万レアル、そのうち個人所得税(IRPF)は30.64%増加の26億4,100万レアル、源泉徴収所得税は16.63%増加の301億900万レアルであった。
また金融取引税(IOF)は7.13%増加の66億1,500万レアル、社会保険融資納付金(Cofins)は10.66%増加の379億8,900万レアル、社会統合基金(PIS)は12.9%増加の101億5,400万レアル、通商燃料税と呼ばれる経済支配介入納付金(Cide)はマイナス0.58%の20億8,100万レアルを記録している。(2011年4月20日付けヴァロール紙)