中銀の発表によると2月の経済活動指数(IBC-Br)は前月比0.32%増加、しかし1月の0.7%増加から大幅に減少、2月の前四半期比では1.01%の増加に留まっており、インフレ圧力が強いにも関わらず、経済成長の減速傾向の兆候と見込んでいる。
中銀のIBC-Brはブラジル地理統計院(IBGE)が発表している農牧畜業・工業・サービス業の統計データを基に算出した指数(2002年が100)でGDPと連動しており、通貨政策委員会(Copom)では同指数も参考にしている。
2月のIBC-Brが0.32%増加に留まった要因として、過去数カ月間に亘って採用した個人向け耐久消費財購入クレジットの縮小、昨年の政策誘導金利(Selic)引上げ、マクロ・プルーデンス政策の採用などの結果が表れてきている。
2月の過去12カ月間のIBC-Brは6.83%と1月の7.37%から大幅に減少、また2月の前四半期比1.01%増加は年換算にするとGDP4.1%と、連邦政府の目標値に近づいている。
また外貨流入を防止してレアル通貨をコントロールするために、ブラジルの銀行や企業による外貨建て借入に対して、金融取引税(IOF)の6.0%への引上げ並びに借入期間を最長1年間に延長したにも関わらず、レアル高が継続しているために借入期間を最長2年に延長、ブラジル国内での個人向けクレジットのIOF1.5を3.0%に引上げや今年のSelic金利の引上げ効果は下半期に効果が表れてくると予想されている。(2011年4月14日付けエスタード紙)