外貨流入を防止してレアル通貨をコントロールするために、ブラジルの銀行や企業による外貨建て借入に対して、金融取引税(IOF)引上げ並びに借入期間を最長1年間に延長したにも関わらず、レアル高が継続しているために借入期間を最長2年に延長する。
中銀の発表によると今年3カ月間の流入から流出を差引いた流入残高は355億9,000万ドルに達して前年同期の10倍以上の外貨流入が続いており、3月は126億6,000万ドルを記録している。
マンテガ財務相は今回の外貨借入期間の延長並びに来週の通貨政策委員会(Copom)での政策誘導金利(Selic)の引上げで、銀行のクレジット縮小や企業の借入縮小が期待できると見込んでいる。
マンテガ財務相は海外投資家が製造部門向け対内直接投資などの名目で外貨をブラジルに持ちこんでいる可能性があるにも関わらず、対内直接投資に対しては金融取引税の課税を行わないと説明、金融市場関係者は今回の借入期間の延長で外貨流入の減少効果を疑問視している。(2011年4月7日付けエスタード紙)