中銀の最終フォーカスレポートによるとインフレ圧力が更に増してきているために、政策誘導金利(Selic)の引上げ幅を低く抑える代わりに、マクロ・プルーデンス政策を採用すると予想されている。
今年のインフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)はインフレ圧力増加で前回の5.88%から6.0%、来年は4.8%から4.91%とそれぞれ上方修正している。
先週のIPCA-15はサービス部門が牽引して0.6%と市場関係者の予想を大幅に上回っており、3月は0.52%から0.62%、4月は0.48%から0.53%とそれぞれ上方修正されている。
7月の過去12カ月間のインフレは連邦政府の上限目標値6.5%を突破、8月には7.0%まで上昇するが、9月以降は徐々に下がると予想されている。
昨年12月から銀行の強制預託金の引上げ、クレジット部門の引締め、Selic金利の引上げなどでジウマ・ロウセフ大統領が望んでいる持続的経済成長率4%前後に抑えるために、更なるマクロ・プルーデンス政策や金融引締め政策の採用が不可欠となってきている。(2011年3月29日付けヴァロール紙)