昨年末に海外からの短期投資金流入が継続して、レアル高の為替に益々傾いてきたために、連邦政府は金融取引税を2回連続で引上げて6.0%にしたが、ブラジル企業が海外での低金利調達に対しても6%のIOF税を徴収する。
今年2カ月間の民間企業の海外での資金調達は164億ドルに達しており、またブラジル人の海外旅行の収支は19億ドルの赤字、昨年は105億ドルに達しているために、海外でのクレジットカード使用に対して、IOF税率を現在の2.38%から6.38%に引上げると予想されている。
またジウマ・ロウセフ大統領は飲料製品に対する工業製品税(IPI)の引上げにサインをしており、飲料製品の最終価格は10%から15%の値上げが予想されている。
2008年までのブラジルの企業や銀行による海外資金調達に対してIOFは0.38%、世界金融危機後には免税となっていたが、海外からの資金流入が止まらないために、為替コントロールが非常に難しくなっている。(2011年3月28日付けヴァロール紙)