中銀のアレシャンドレ・トンビーニ総裁は現在の銀行クレジットが年率換算で20%増加、しかし持続的経済成長に誘導するために、クレジットは10%から15%の増加が望ましいと述べた。
金融市場ではトンビーニ総裁の発言をインフレ圧力低減や国内経済の沈静化のために、政策誘導金利(Selic)の引上げの替わりに、銀行の強制預託金の引上げやクレジット削減による銀行業務範囲限定など中銀のマクロ・プルーデンス政策採用を予想している。
中銀の通貨政策委員会(Copom)の最終議事録では次回のCopom会議ではSelic金利の引上げ幅を0.75%以下に抑えると発表しているために、金利引上げの替わりに厳しいマクロ・プルーデンス政策の採用を余儀なくされている。
今年初めの2カ月間のクレジットは前年同月比16.3%増加、昨年1年間のクレジット増加率16.4%増加、昨年末の自動車向けクレジットの引締め政策やSelic金利の引上げにも関わらず、国内消費が継続して過熱しているために、今後も継続して金融引締め政策を採用すると予想されている。(2011年3月24日付けエスタード紙)