中銀の最終フォーカスレポートによると今年の広範囲消費者物価指数(IPCA)は政策誘導金利(Selic)の引上げ、500億レアルに達する歳出削減の発表にも関わらず、国内経済成長が予想を上回ってインフレ圧力が低減していないために、前回の5.82%から5.88%と上方修正されている。
予想的中率が高いトップ5銀行の年末のIPCAは連邦政府目標の上限値6.5%に近い6.31%、来年は引き続き5.1%を予想、しかし今年のGDPを前回の4.1%から4.03%に下方修正している。
先週、中銀のアレシャンドレ・トンビーニ総裁は上院で今年のインフレを5.0%、GDP伸び率はインフレ指数を下回る4.5%と見込んでいると発表している。
Fibra銀行のチーフエコノミストのマリステーラ・アンサネリ氏は1月の国内総生産(GDP)の目安となる中銀の経済活動指数(IBC-Br)が前月比0.71%増加して予想を上回っているために、インフレ率の減少はもっと時間がかかると予想している。
イタウー-ウニバンコ銀行チーフエコノミストのフェリッペ・サーレス氏は今年のIPCAはインフレ指数を上回るサラリー調整、好調な内需などの要因で5.8%から6.3%、来年は4.7%から5.0%とそれぞれ上方修正している。(2011年3月22日付けヴァロール紙)