インフレ圧力増加並びに国内経済の持続的成長路線採用で企業側が純益悪化をみこんでいるために組合側とのサラリー調整が難航、今後のストライキ多発の可能性が出てきている。
パラナ州クリチーバ市の1万3,000人が加盟するバス運転手組合のサラリー交渉は先月に終了、名目サラリー調整が10%とインフレ分を差引いた実質サラリー調整は3.3%となった。
またサンタ・カタリーナ州ジャラグア・ド・スールの2万2,500人の金属工のインフレ分を差引いた今年の実質サラリー調整は1.3%と昨年の1.9%を下回った。
バイア州サルバドール市の14万人の建設労働者の昨年の実質サラリー調整は5.6%とブラジル国内で最も高い調整を勝ち取ったが、今年は組合側との調整が難航して未だに合意に至っていない。
7万人の組合員を擁するサンパウロ州のIT・データ処理組合(Sinpd)では昨年の実質サラリー調整は1.9%並びに今年から1週間の労働時間を40時間に短縮することで合意していた。
統一労働本部(CUT)傘下の南大河州サピランガ市の履物組合は先月、名目サラリー調整を11%で合意、インフレ分を差引いた実質サラリー調整は4.5%に達している。(2011年3月10日付けヴァロール紙)