昨日の中銀の通貨政策委員会(Copom)で政策誘導金利(Selic)は更にインフレ圧力を低減させるために、前回に次いで0.5%引上げて11.75%を満場一致で決定した。
このSelic金利11.75%は過去2年間では最高金利となったが、昨年末の資本財購入に対するクレジットの引締め政策の導入、先月の500億レアルに達する歳出削減政策などインフレ対策をすでに打ち出していた。
しかし金融引締め政策、過度なインフレ対策、旺盛な内需に対するコントロール政策の相次ぐ採用で、連邦政府が目標としている持続可能な経済成長率5.0%前後を下回る可能性を金融市場関係者や製造業者は危惧している。
今回のSelic11.75%の引上げでブラジルのインフレ分を差引いた実質金利は5.9%と2位オーストラリアの2.0%の約3倍と世界最高を維持、3位にはハンガリー1.9%、南アフリカ1.7%、トルコ1.3%、中国1.1%、チリ0.8%、メキシコ0.7%、台湾並びにフィリピンが0.5%となっている。(2011年3月3日付けエスタード紙)