来週2日間に亘って開催される通貨政策委員会(Copom)の政策誘導金利(Selic)の引上げ幅は連邦政府が500億レアルの公共支出削減を発表したにも関わらず、インフレ圧力が低減していないために、金融市場の予想である0.5%から0.75%と引上げ幅が拡大すると予想されている。
中銀の最終フォーカスレポートによると今年の広範囲消費者物価指数(IPCA)は5.79%、来年は4.78%を予想、しかし予想的中率が最も高いトップ5の銀行スペシャリストの予想では6.45%、5.21%とそれぞれ大幅に上回っている。
ジウマ・ロウセフ大統領はインフレ対策を最優先しており、大幅な公共投資の削減や最低サラリーの引上げを545レアルに抑えて、インフレ圧力となっている過熱している国内消費を抑制する。
今年7月までの過去12カ月間のインフレは都市交通料金や住宅賃貸料の調整や教育費の値上げ、予想を上回る降雨量による生鮮食品を中心とした食料品価格の値上げなどの要因で、6.5%前後で推移すると予想されている。(2012年2月24日付けヴァロール紙)